上司の熱意に育てられて実践的なスキルを磨く

仕事は監査業務から税務業務まで多岐にわたり、シーズンによって忙しさは異なります。私の場合、入社時期が監査シーズン直前ということもあり、監査チームの一員としてのスタートとなりました。棚卸の実査、立会といった基本的な監査業務から財務項目の調書作成等、インチャージより割り当てられた仕事をこなしていきます。はじめは慣れない作業に戸惑いと不安を感じながらも、とにかく割り当てられた仕事をこなすことに必死でした。しかし、上司の熱心かつ丁寧なサポートにも助けられ、次第に要領を得てくると、会計の面白さ、奥深さを実感し、監査という仕事に充実感を覚えるようになりました。特に、監査で提供された資料は通常ではなかなか見る事ができない会社内部の重要な情報も含まれています。自分の目の前をそのような価値ある情報が通過していると意識し始めた時、ますます仕事にやりがいを感じ始めました。
監査シーズンが終了すると税務業務のシーズンとなり、パートナーより法人税申告書の作成等が割り当てられます。クライアントより提供された資料に基づき、一つ一つの数字を慎重に確認しながら根気よく作業を進めていきます。申告書を作成する上で重要なポイントがいくつかある中で、私は税法関連とその解釈についていろいろと勉強させられました。まず、税法は頻繁に改正されるため常に確認していく必要があります。そして税法は必ずしも解釈を一つに限定できるというわけではなく、時には広い範囲での解釈ができてしまう場合もあるということです。難易度の高い税法を解釈するには、自分だけで結論付けるのではなく、スタッフ間で意見を交え、そして何よりも経験豊富な上司からのアドバイスを基に読み解いていくことが大変重要です。
監査、税務業務共にいえることは、幅広い知識・情報と 経験が求められます。残念ながら、教科書で得た知識が実際の業務に直接に役立つことはそれ程多くないと思います。しかしながら、経験を積む中で、学んだ知識が実務とリンクし解決策を見出せたことは幾度となく経験しました。つまりこの仕事は有用な知識と経験を融合させることで大きな力を発揮できるのです。私は、そこに会計の奥深さを感じ、この仕事の醍醐味を感じています。

経験値を積み、税務のスペシャリストを目指す

現在、監査業務と、税務業務を担当しておりますが、今後は税務に特化したスペシャリストとしてスキルアップを図っていきたいと考えています。税務業務においては、税法判断を行う際迷う案件は多く発生することが想定されます。そのような難しい局面では、判断材料になる引き出しをたくさん持つ事が重要であり、そのために今やるべきことは、多種多様な経験を積み重ね生きた知識を身につけることが重要と思っています。とにかく今は数をこなし、いろいろな案件をスタッフ間で議論しあい、上司には疑問をぶつけ経験値を上げるよう心がけています。そして、その積み重ねが、いつしか自分の強みになりスキルアップに繋がると信じています。

人材育成・教育環境の充実が EOSの強み

EOSは人材育成、教育の環境が整ってます。例えば、入所間もないスタッフにさえ責任ある課題を与える等、自分の意見を持って作業に取り組むことができる育成の場を設けてくれます。また、教育面でもCPAが義務付けられている継続的専門研修に加え、会計士に必要とされるセミナーを無料で提供してくれます。このように、EOSは社員の成長を全力でサポートしてくれる環境が整ってます。私はこの環境を上手に活用し、常に向上心を持ちながら税務の道を究めていきたいと思っています。